車庫証明書が交付されたあとで、内容を見返してみたら、
「もしかして間違っているかもしれない」
と、不安になっていませんか。
例えば、次のようなケースです。
- 申請書に記載した住所や氏名が間違っている
- 車台番号や型式など、車両情報に誤りがある
- 車庫証明書が交付されたものの、このまま名義変更の手続きを進めてよいか分からない
車庫証明書に誤りがあることに気づいた場合は、そのまま手続きを進める前に、誤っている箇所と内容を整理することが大切です。
誤りの内容によっては、警察署への相談や、車庫証明の取り直しが必要になることがあります。
一方で、すべての記載ミスについて、必ず最初から申請し直さなければならないわけではありません。
また、申請書に誤りがあった場合、誰でも自由に修正できるわけではありません。
この記事では、車庫証明書が誤った内容で交付された場合の対応方法と、申請書の修正を誰が行うべきなのかについてお伝えします。
車両情報に誤りがある場合
車庫証明書は、申請した自動車の保管場所を証明するための書類です。
そのため、申請した車両と、これから登録しようとする車両が一致していることが大切です。
例えば、次のような誤りが考えられます。
- 車台番号の数字やアルファベットを書き間違えた
- 型式を誤って記載した
- 以前に乗っていた別の車の情報を記載してしまった
こうした誤りがあると、車庫証明書をそのまま登録手続きに使用できない場合があります。
特に、車台番号が実際の車両と異なっている場合には注意が必要です。
車庫証明書と車検証などの情報が一致しているか、登録手続きに支障がないかを確認しなければなりません。
誤りがあることに気づいたら、交付を受けた警察署に相談し、訂正が可能なのか、再申請が必要なのかを確認しましょう。
誤った車両情報のまま、名義変更や新規登録などの手続きを進めることは避けた方が安心です。
住所や氏名に誤りがある場合
住所や氏名の記載ミスについても、誤りの内容によって対応が異なります。
例えば、住所の番地を間違えていたり、氏名の漢字を誤って記載していたりするケースです。
一見すると小さな間違いに思えるかもしれません。
しかし、車庫証明書に記載された内容が、実際の申請者や使用の本拠の位置などと異なっている場合には、登録手続きに影響することがあります。
そのため、軽微な誤りだからといって、ご自身の判断だけでそのまま使用するのは避けましょう。
誤りの箇所を具体的に整理し、警察署に対応方法を相談することが大切です。
内容によっては訂正などで対応できる場合もあれば、改めて申請が必要になる場合もあります。
申請書の修正は、本人または委任を受けた行政書士が行います
車庫証明の申請書に誤りが見つかった場合、注意したいのが、誰が修正を行うのかという点です。
申請書の修正は、申請者本人が行うか、本人から委任を受けた行政書士に依頼することが基本です。
家族が手続きを手伝っている場合でも、家族だからという理由だけで、本人に代わって申請書を自由に修正できるわけではありません。
例えば、親の車の名義変更を子どもが手伝っている場合や、配偶者の代わりに車庫証明の手続きを進めている場合です。
申請書に誤りが見つかったとき、家族がその場で書き直せばよいと思うかもしれません。
しかし、家族であっても、本人に代わって自由に申請書を作成・修正できるわけではありません。
申請者本人が修正するか、本人から委任を受けた行政書士に依頼する必要があります。
家族による手伝いと、官公署に提出する書類を本人に代わって作成・修正することは、分けて考える必要があります。
委任は家族でもできるのでしょうか?
ここで気になるのが、「家族が本人から委任を受ければ、申請書の修正もできるのではないか」という点です。
委任状を用意することと、官公署に提出する書類を本人に代わって作成・修正できることは、同じではありません。
家族から委任を受けている場合でも、それだけで行政書士法上の制限を受けずに書類を作成・修正できるわけではありません。
家族による委任と車の手続きについては、こちらの記事でも取り上げています。

家族が手続きを手伝う場合も、誰が申請者となり、誰が書類を作成・修正するのかを整理しておくことが大切です。
車庫証明書が交付されたあとでも、取り直しになることはある?
車庫証明書が交付されると、手続きはすべて終わったように感じるかもしれません。
しかし、交付された書類に誤りがあれば、その後の自動車登録手続きで問題になることがあります。
例えば、車庫証明書に記載された内容と、登録に使用する書類の内容が合わず、登録手続きを進められないケースです。
その場合、警察署への相談や必要な書類の準備を改めて行うことになり、予定していた名義変更などが遅れてしまう可能性があります。
ただし、誤りが見つかったからといって、必ず最初から取り直しになるとは限りません。
訂正が可能かどうか、再申請が必要かどうかは、誤りの内容や警察署の取扱いによって異なります。
まずは、車庫証明書のどこが間違っているのかを整理し、交付を受けた警察署に相談しましょう。
車庫証明の申請で、間違いを防ぐために
車庫証明の申請では、書類に必要事項を記入するだけでなく、申請する内容が実際の状況に合っていることも大切です。
例えば、住所や氏名、車両情報だけでなく、駐車場の位置や区画、使用する権利に関する書類なども関係します。
申請前に必要な情報を整理しておけば、記載ミスや書類の不備に気づきやすくなります。
車庫証明の申請で、どのような不備がやり直しにつながるのかについては、こちらの記事も参考になります。

また、駐車場の使用承諾書など、添付書類の準備方法に迷うこともあるかもしれません。
書類の内容だけでなく、誰が作成する書類なのかも重要です。

当事務所がお手伝いできること
ゆめのほし行政書士事務所では、名古屋市を中心に、車庫証明の申請手続きをお手伝いしています。
- 車庫証明の申請に必要な書類の作成・提出
- 所在図・配置図の作成
- 申請内容や駐車場の状況に応じた必要書類の整理
車庫証明書が交付されたあとで誤りに気づいた場合には、まず、どの部分が間違っているのかを整理することが大切です。
交付済みの車庫証明書については、誤りの内容によって対応が異なるため、当事務所で対応できる範囲についても、状況に応じてご案内します。
なお、交付済みの車庫証明書の訂正や再申請については、警察署の取扱いによるため、必ずしも当事務所で訂正できるとは限りません。
「このまま登録手続きに進んでよいのか分からない」
「申請書の修正を誰が行えばよいのか分からない」
このような場合は、慌てて手続きを進めず、まずは状況を整理することから始めてみてください。
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