車庫証明を申請するとき、
「駐車場の契約書があれば大丈夫なのかな」
「使用承諾証明書も必要なのだろうか」
と迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
月極駐車場を借りている場合、車庫証明の申請では、その駐車場を使用する権限があることを示す書類が必要になります。
その際に関係するのが、駐車場の契約書や保管場所使用承諾証明書(使用承諾証明書)です。
ただし、契約書があれば必ず手続きができるとは限りません。契約内容や記載事項によっては、別の書類が必要になったり、内容を整えたりする必要があります。
この記事では、名古屋市で車庫証明を申請する際に知っておきたい、駐車場の契約書と必要書類の関係についてご紹介します。
そもそも、車庫証明で契約書が関係するのはなぜ?
車庫証明は、自動車の保管場所が確保されていることを証明するための手続きです。
自分の土地や建物の敷地内に駐車する場合と、月極駐車場などを借りて駐車する場合では、保管場所を使用する権限を示す方法が異なります。
借りている駐車場の場合は、契約書や使用承諾証明書などを通じて、その場所を使用できることを示します。
そのため、契約書を利用して申請する場合には、書面に記載された内容が実際の駐車場の利用状況と合っていることが大切です。
駐車場の契約書があっても注意したいこと
「駐車場の契約書は手元にあるから大丈夫」と思っていても、内容によっては、そのまま申請に使えないことがあります。
ここでは、申請前に気をつけたい主なポイントをご紹介します。
1.契約期間が切れていないか
駐車場の契約書には、契約期間が記載されていることがあります。
契約期間が過ぎている場合は、現在もその駐車場を使用できることが書面から分かるか、注意が必要です。
自動更新の契約であっても、契約書の記載内容や更新状況によって判断が変わることがあります。
期限が過ぎているからといって、必ず申請できないというわけではありませんが、現在の契約状況を説明できるようにしておくと安心です。
2.駐車場の場所や区画が分かるか
契約書に駐車場の住所や区画番号が記載されているかも、大切なポイントです。
例えば、次のような場合には注意が必要です。
- 駐車場の所在地が明確でない
- 契約書に区画番号が記載されていない
- 契約書と保管場所の配置図で、区画の表示が一致していない
契約書に記載された駐車場と、実際に自動車を置く場所が一致していることが重要です。
区画番号がない場合でも、直ちに申請できないとは限りません。ほかの書類や記載内容も含めて、保管場所を特定できるかがポイントになります。
3.契約者と車庫証明の申請者が異なる場合
駐車場の契約者と、車庫証明の申請者が異なる場合も注意しましょう。
例えば、次のようなケースです。
- 駐車場は親の名義で契約しているが、車は子どもが使用する
- 会社が契約した駐車場を、従業員が使用する
- 家族名義の契約書を使って申請したい
このような場合は、契約者と申請者の関係や、実際に駐車場を使用する権限などを整理する必要があります。
名義が違うからといって、必ず申請できないわけではありません。ただし、契約書だけでは使用権限を十分に示せず、追加の書類が必要になる場合があります。
家族名義の駐車場を使用する場合は、申請手続きについても整理しておくことが大切です。
家族が車庫証明の手続きを進める際の注意点については、こちらの記事も参考になります。

4.契約書ではなく、使用承諾証明書が必要になる場合
駐車場を借りている場合、保管場所を使用する権限を示す書類として、使用承諾証明書を用いる方法もあります。
契約書を使えるかどうかは、契約期間や使用者、保管場所の特定など、書面の内容によって異なります。
また、契約書があっても、申請に必要な内容が記載されていなければ、別の書類を用意する必要が生じることがあります。
不動産会社から契約書を受け取っている場合でも、それだけで車庫証明に必要な書類がすべてそろっているとは限りません。
使用承諾証明書についても、誰が作成するのか、どのような点に注意すればよいのか、迷うことがあるかもしれません。
詳しくは、こちらの記事もあわせてご覧ください。

5.契約書以外の理由で車庫証明が取れないこともある
車庫証明の申請では、契約書などの書類だけでなく、保管場所そのものについても条件を満たしている必要があります。
例えば、保管場所の位置や自動車の大きさ、使用の本拠との距離などが関係します。
契約書が整っていても、ほかの条件に問題があれば、申請を進められない場合があります。
契約書以外の原因についても知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

名古屋市で車庫証明を申請する前に
車庫証明の制度は全国共通ですが、申請先の警察署で手続きを進める際には、提出する書類の内容や記載事項が重要になります。
インターネットで見つけた情報が、自分の駐車場の契約状況にもそのまま当てはまるとは限りません。
特に、次のような場合は、申請前に必要書類を整理しておくと安心です。
- 契約期間が過ぎている
- 契約者と申請者が異なる
- 契約書に駐車場の区画番号などが記載されていない
- 使用承諾証明書が必要か分からない
不動産会社に書類を依頼する必要がある場合は、準備に時間がかかることもあります。
車の購入や名義変更の予定がある方は、余裕をもって準備を進めましょう。
なお、軽自動車については、普通車とは手続きが異なり、地域によって保管場所の届出が必要になります。
名古屋市での軽自動車の保管場所届出について知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

当事務所がお手伝いできること
ゆめのほし行政書士事務所では、名古屋市の車庫証明手続きをお手伝いしています。
駐車場の契約書や使用承諾証明書についても、申請に必要な書類や記載内容を整理し、手続きを進められるよう対応しています。
- 月極駐車場の契約書で申請できるか分からない
- 契約者と自動車の使用者が異なっている
- 使用承諾証明書が必要か判断に迷っている
- 車庫証明の書類を準備する時間が取れない
このようなお悩みがある方は、車庫証明の申請を進める前に、必要な書類を整理しておくことをおすすめします。
車庫証明は、書類をそろえるだけでなく、実際の駐車場の利用状況と申請内容を一致させることも大切です。
当事務所では、名古屋ナンバーの自動車に関する手続きについて、初めての方にも分かりやすく、落ち着いて進められるようお手伝いしています。
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