車庫証明は、自分で申請することもできる手続きです。
必要な書類を用意し、保管場所の所在図や配置図などを作成して、警察署へ申請します。
そのため、「わざわざ行政書士に頼む必要はないのでは?」と考える方もいらっしゃると思います。
一方で、
- 書類の書き方が分からない
- 配置図をどのように作ればよいか迷う
- 平日に警察署へ行く時間が取れない
- 申請後に書類の訂正などが必要になるのは避けたい
といった悩みを持つ方もいます。
車庫証明は、書類を提出すれば必ず取得できるというものではありません。保管場所の状況や申請内容によっては、対応に迷うこともあります。
この記事では、車庫証明を自分で申請する場合と、行政書士に依頼する場合の違いについてご紹介します。
車庫証明を自分で申請する場合
まず、車庫証明は必ずしも行政書士に依頼しなければならない手続きではありません。
申請する方自身で書類を作成し、警察署へ提出することもできます。
自分で進めやすいケース
例えば、次のような場合は、ご自身での申請を検討しやすいでしょう。
- 保管場所となる駐車場が明確になっている
- 駐車場の所在地や配置を説明しやすい
- 必要書類を用意できる
- 警察署の窓口へ行く時間を確保できる
手続きに必要な時間を確保でき、書類の作成にも不安がなければ、自分で進めることも選択肢のひとつです。
車庫証明で気をつけたいポイント
車庫証明では、申請書に必要事項を記入するだけでなく、実際の保管場所や自動車の使用状況に合った内容で書類を作成する必要があります。
例えば、次のような点です。
- 使用の本拠の位置 自動車を実際に使用する拠点がどこにあるのか、申請内容に応じた記載が必要です。
- 所在図・配置図 保管場所の位置や出入口、駐車スペースなどを、分かるように示す必要があります。
- 保管場所の使用権原 自分の土地なのか、月極駐車場なのかなどによって、必要となる書類が異なります。
- 実際の保管場所の状況 駐車スペースの大きさや出入りの状況など、保管場所として適切かどうかも関係します。
書類の記入方法が合っていても、実際の状況と申請内容が一致していなければ、訂正や追加の対応が必要になる場合があります。
車庫証明を申請する前に知っておきたい注意点については、「車庫証明を取る前に確認しておきたいこと―『書類は出せたのに、なぜか止まる』よくある原因―」でも取り上げています。

専門家に任せると、何が違うのでしょうか?
では、行政書士に車庫証明を依頼すると、どのような違いがあるのでしょうか。
① 書類の作成から申請まで任せられる
車庫証明の申請には、申請書や所在図・配置図などの書類が必要です。保管場所の使用状況によっては、使用承諾証明書などを用意することもあります。
行政書士に依頼すれば、必要な情報や書類をそろえたうえで、申請書類の作成や警察署への申請を任せることができます。
書類の作成に慣れていない方や、手続きを自分で進めることに不安がある方にとっては、負担を減らす方法のひとつです。
なお、月極駐車場などで使用承諾証明書が必要な場合は、誰がその書類を作成するのかにも注意が必要です。
詳しくは、「車庫証明の使用承諾書、駐車場の持ち主から頼まれたら自分で書いてもいい?」でお伝えしています。

② 警察署へ行く時間を減らせる
車庫証明の申請や受取りには、警察署の窓口へ行く必要が生じます。
仕事などで忙しい方にとって、平日に時間を確保することは簡単ではないかもしれません。
行政書士に申請手続きを依頼することで、ご自身が警察署へ出向く負担を減らせます。
ただし、駐車場の使用承諾に関する手続きなど、依頼する方自身で対応していただく事項が生じる場合もあります。
③ 訂正や追加対応の負担を減らしやすい
申請内容や書類に不備があった場合、訂正や追加の対応が必要になることがあります。
そのため、初めて申請する方にとっては、どのような書類を用意し、どのように記載すればよいのかが悩みの種になりやすいものです。
行政書士に依頼する場合は、個々の状況に応じて書類を作成し、申請手続きを進めてもらえます。
もちろん、行政書士に依頼すれば、必ず一度で手続きが終わるというわけではありません。それでも、書類の作成や申請にかかる負担を減らし、手続きを進めやすくすることにつながります。
④ 名義変更など、ほかの手続きとあわせて依頼できる
車庫証明は、自動車の購入や名義変更、住所変更などに伴って必要になることがあります。
そのため、車庫証明だけでなく、関連する自動車手続きも考える必要があります。
例えば、次のようなケースです。
- 自動車を購入し、名義変更をする
- 引っ越しに伴って自動車の登録内容を変更する
- ご家族が亡くなり、相続した自動車の名義を変更する
行政書士がこれらの手続きも取り扱っている場合、車庫証明とあわせて依頼することができます。
複数の手続きを別々に進める負担を減らしたい方にとって、相談先をまとめられることもメリットです。
自分で申請するか、行政書士に依頼するか
どちらを選ぶべきかは、時間や手続きへの慣れ、保管場所の状況などによって異なります。
自分で申請することを検討しやすい方
- 必要書類を自分で用意できる
- 書類の作成に不安がない
- 警察署へ行く時間を確保できる
- 手続きにかかる費用を抑えたい
行政書士への依頼を検討しやすい方
- 書類の書き方や必要書類に不安がある
- 平日に警察署へ行く時間が取れない
- 仕事や家庭の用事で忙しい
- 名義変更など、ほかの自動車手続きも必要になる
自分で申請することが間違いというわけではありません。また、行政書士に依頼することが、すべての方にとって必要というわけでもありません。
大切なのは、ご自身の状況に合った方法を選ぶことです。
車庫証明を行政書士へ直接依頼できるか知りたい方は、「車庫証明は販売店を通さずに行政書士へ直接依頼できる?」も参考にしてください。

当事務所がお手伝いできること
ゆめのほし行政書士事務所では、名古屋ナンバー管轄の車庫証明を中心に、自動車・バイクの手続きをお手伝いしています。
- 車庫証明の申請 必要書類の作成から警察署への申請まで、車庫証明の取得に必要な手続きをお手伝いします。
- 自動車の名義変更・住所変更 車庫証明が必要となる名義変更や住所変更についても、関連する登録手続きとあわせてお手伝いします。
- 自動車の相続に伴う手続き ご家族が亡くなり、自動車を引き継ぐ場合など、相続に伴う名義変更や関連する手続きをお手伝いします。
車庫証明は、ご自身で申請することもできる手続きです。
一方で、書類の作成や警察署への申請に時間をかけたくない方、手続きに不安がある方にとっては、行政書士に依頼することも選択肢のひとつです。
当事務所では、名古屋ナンバー管轄の自動車・バイク手続きを中心に、一つひとつ丁寧に取り扱っています。
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