「車の相続を行政書士に頼むと、どうしてこの費用になるの?」
「書類を書くだけなのに高く感じる…」
こう感じる方は少なくありません。
実は、自動車相続の費用は“書類1枚分”の金額ではありません。
この記事では、
行政書士へ車の相続を依頼した場合、何にお金がかかっているのかを、分かりやすく解説します。
結論:費用は「書類」ではなく「整理と調整」にかかっています
自動車の相続手続きは、
- 申請書を作る
- 陸運局に行く
だけのように見えがちです。
しかし実務では、
その前段階の確認・整理・判断に多くの時間がかかります。
行政書士費用の正体は、
👉 手続きを成立させるための見えない作業です。
① 相続関係の確認・整理
まず必要なのが、
- 誰が相続人なのか
- 車は誰が引き継ぐのか
- 共有なのか、単独なのか
といった相続関係の整理です。
特に、
- 相続人が複数いる
- 遺産分割協議が必要
- 車を使っている人と相続する人が違う
こうしたケースでは、
書類以前に「前提条件」を整える必要があります。
② 必要書類の収集と確認
車の相続では、
- 戸籍一式
- 印鑑証明書
- 遺産分割協議書(必要な場合)
- 車検証
などが必要になります。
ここで重要なのは、
「そろっているか」ではなく「使えるか」。
- 戸籍が足りない
- 印鑑証明の期限
- 記載内容の不一致
こうした点を確認・修正する作業も、費用に含まれています。
③ 申請内容の判断と作成
自動車の相続は、
状況によって申請方法が変わります。
- 相続人が1人の場合
- 複数だが特定の1人が取得する場合
- 共有名義にする場合
どの方法が適切かを判断し、
それに合った申請書類を作成します。
ここを誤ると、
名義変更が通らない・やり直しになることもあります。
④ 陸運局での手続き・やり取り
行政書士が対応する場合、
- 陸運局への申請
- 補正対応
- 管轄や登録内容の確認
なども業務に含まれます。
地域や車の状況によっては、
1回で終わらないこともあるため、実務経験が重要になります。
⑤ ナンバープレート交換が必要になるケースも
相続に伴い、
- 使用の本拠が変わる
- 管轄が変わる
といった場合には、
ナンバープレートの交換が必要になることがあります。
さらに条件がそろえば、
- ナンバープレートの取り外し
- 封印の取り付け
といった対応が必要になることもあります。
これらは、
「名義変更とは別の作業」が発生するため、
費用に影響するポイントのひとつです。
⑥ 状況説明・相談対応の時間
意外と見落とされがちですが、
- 「このまま使って大丈夫?」
- 「売るならどうなる?」
- 「兄弟にどう説明すればいい?」
といった相談対応の時間も、業務の一部です。
自動車相続は、
法律だけでなく家族関係が絡む手続き。
ここを丁寧に整理することが、
後のトラブル防止につながります。
「安い・高い」では比べにくい理由
行政書士ごとに費用が違うのは、
- 対応範囲
- 整理の深さ
- 調整を含むかどうか
が異なるためです。
単に
「書類だけ作る」
のか、
「最後まで通るように整える」
のかで、業務量は大きく変わります。
当事務所がお手伝いできること
当事務所では、
- 状況を確認したうえで
- 必要な作業を整理し
- 事前に分かりやすくご説明する
ことを大切にしています。
自動車の相続は、
一度つまずくと時間も手間も増える手続きです。
「何にお金がかかるのか知りたい」
そんな段階からでもご相談ください。


