「車庫証明は自分でやれば安いですよね?」
車の名義変更や購入手続きを調べていると、よく目にする言葉です。
確かに、書類を自分で作成し、警察署へ申請に行けば、代行費用はかかりません。
では実際のところ、本当に“安く済む”のでしょうか。
現場でよく見かける「自分でやる車庫証明の現実」を整理してみます。
自分でやれば、費用は抑えられる
まず結論から言えば、
条件がそろっていれば、自分でやることで費用は抑えられます。
- 駐車場が明確に決まっている
- 使用権原書類がすぐに用意できる
- 配置図・所在図を正確に書ける
- 住所と使用の本拠の位置が一致している
- 平日に警察署へ2回行ける
これらが問題なくそろっていれば、
「自分でやる」という選択は合理的です。
しかし、現実には「止まるポイント」が多い
一方で、実際に相談を受ける中で多いのは、次のようなケースです。
- 駐車場はあるが、誰の土地なのか説明できない
- 管理会社の承諾書がすぐにもらえない
- 使用の本拠の位置の、実態を証明できない
- 配置図を書いたが、警察署で修正を求められた
- 車庫証明は取れたが、名義変更が進まない
この段階になると、
「安く済ませるつもりだったのに、時間も手間もかかってしまった」
という状態になりがちです。
「書類を出すだけ」ではない場面もある
車庫証明は、単に書類をそろえて提出すればよい、
という手続きではありません。
- そもそもその場所で申請できるのか
- 使用の根拠をどう説明するか
- 他の手続き(名義変更・ナンバー変更)とどうつながるか
こうした判断が必要になる場面があり、
ここでつまずくと、先に進めなくなることがあります。
「自分でやるか、任せるか」は途中で変わってもいい
大切なのは、
「最初から全部自分でやる」「最初から全部任せる」
と決めきってしまわないことです。
- 途中まで自分でやってみる
- 難しいところだけ相談する
- 先を見据えて最初から任せる
どれも間違いではありません。
安さを優先するか、確実さを優先するか。
その判断材料を持ったうえで選ぶことが、結果的に一番無駄がありません。
手続きが止まりそうなときは、早めの確認を
車庫証明が取れないと、その先の名義変更や登録が進みません。
「あと少しのはずだったのに、ここで止まってしまった」
という相談は、決して珍しくありません。
もし手続きを進める中で、
- 書類の集め方が分からない
- 警察署で指摘を受けた
- このまま進めて大丈夫か不安
そう感じた時点で、一度状況を整理することが大切です。
当事務所がお手伝いできること
当事務所では、
- 車庫証明の取得に関する事前確認
- 自分で進めるかどうかの判断整理
- 名義変更まで含めた手続きの流れの確認
など、「全部任せる」以外の相談にも対応しています。
「自分でやれば安い」と思って始めた手続きでも、
途中で立ち止まることは珍しくありません。
無理に進めず、一度立ち止まって整理することが、
結果的にいちばん負担が少ない選択になることもあります。


