「坂道に車を停めているけれど、
車庫証明は取れるのだろうか?」
この質問は、実務でもよく聞かれます。
結論から言うと、坂道でも車庫証明は取れます。
ただし、
平坦な場所よりも確認されやすいポイントがある
というのが実情です。
坂道だからダメ、という決まりはない
車庫証明において、
「坂道は不可」「傾斜があると認められない」
という明確なルールはありません。
見られるのは、
坂道かどうかではなく、
保管場所として適切かどうかです。
確認されやすいポイント①
実際に保管場所として使えるか
坂道の場合、特に確認されるのが、
- 日常的に車を停められるか
- 出し入れが現実的にできるか
- 常時使用できる状態か
一時的に停められるだけ、
という状態だと、
車庫として認められにくくなります。
確認されやすいポイント②
道路の一部になっていないか
坂道は、
敷地と道路の境界が分かりにくいことがあります。
- 実質的に道路上ではないか
- 通行の妨げにならないか
- 路上駐車と区別できるか
この点は、
平坦な場所以上に注意が必要です。
確認されやすいポイント③
図面と現地の状況が一致しているか
坂道の場合、
図面だけでは状況が伝わりにくいことがあります。
- 勾配の向きや位置関係
- 出入口の位置
- どこに車を置くのか
これらが曖昧だと、
追加の確認につながります。
安全面の説明が必要になることもある
急な坂道や、
転がり防止の対策が必要な場合には、
- 車止めの有無
- 安全に保管できる状態か
といった点を含めて、
説明を求められることがあります。
坂道であること自体よりも、
安全に使用できるかが重視されます。
「問題ないはず」でも確認されることはある
長年使っている場所でも、
坂道という理由で
確認が入ることは珍しくありません。
これは、
怪しまれているからではなく、
客観的に判断するための確認です。
まとめ
坂道でも、
条件を満たしていれば
車庫証明は取得できます。
重要なのは、
坂道かどうかではなく、
- 実際に保管場所として使えるか
- 道路と明確に区別できるか
- 状況を第三者に説明できるか
この点が整理されているかどうかです。
坂道の車庫で申請する場合は、
「どう説明するか」を意識することで、
手続きをスムーズに進めやすくなります。
当事務所がお手伝いできること
坂道のある場所での車庫証明は、
場所自体よりも
「状況をどう説明するか」で判断が分かれることがあります。
当事務所では、
現地状況や図面を踏まえ、
申請内容が分かりやすく伝わるよう整理をお手伝いしています。
ご自身で手続きを進める中で、
「この説明で足りるのか」
「坂道でも問題にならないか」
と不安を感じた場合には、
無理に進めず、一度ご相談いただくことも一つの方法です。

