車庫証明の相談を受けていると、
意外と多いのがこんな言葉です。
「ちゃんと借りているつもりでした」
「使っていいとは言われていました」
「みんな同じやり方だと思っていました」
悪意があるわけではない。
けれど結果として、トラブルにつながってしまう。
今回は、
月極駐車場に関する“思い込み”が原因で起きやすいケースについてお話しします。
車庫証明は「書類」よりも「実態」が大切です
車庫証明というと、
- 書類をそろえる
- 図面を書く
- 警察に出す
という「形式的な手続き」の印象を持たれがちです。
しかし本来は、
- その車を
- どこに
- 継続して保管しているのか
という「実際の使用状況(実態)を確認する制度」です。
書類が整っていても、
実態と合っていなければ、
後から問題になる可能性があります。
月極駐車場で多い「思い込み」①
「口約束でも借りているから大丈夫」
実務でよくあるのが、
- 管理会社やオーナーと口頭で話した
- 「空いているから使っていいよ」と言われた
というケースです。
ただ、車庫証明では
使用を裏付ける根拠が重要になります。
- 正式な契約がない
- 承諾書の内容と実態が合っていない
この場合、
「借りているつもり」でも
トラブルの原因になることがあります。
月極駐車場で多い「思い込み」②
「前もこれで通ったから今回も大丈夫」
「以前は問題なく通った」
これは安心材料に見えて、実は危うい考え方です。
- その時は確認が入らなかった
- 指摘されなかった
というだけで、
正しかったとは限りません。
事故や近隣トラブルをきっかけに、
申請内容と実態の違いが
後から確認されるケースもあります。
月極駐車場で多い「思い込み」③
「書類さえ出せば終わり」
車庫証明は、
提出して終わりの手続きではありません。
- 申請内容
- 駐車状況
- 使用実態
これらが一致していないと、
後々、
「なぜこの申請になっているのか」
と説明を求められることがあります。
なぜトラブルは「知らないうち」に起きるのか
多くの場合、
- 制度が分かりにくい
- 周囲も同じことをしている
- 専門家に確認する機会がなかった
こうした理由から、
「大丈夫だと思っていた」まま進んでしまいます。
その結果、
意図せずトラブルを抱えることになります。
行政書士として大切にしている考え方
当事務所では、
- グレーな進め方はしない
- 後で説明に困る手続きはおすすめしない
という姿勢を大切にしています。
それは、
安心して車を使い続けていただくためです。
「この駐車場の状況で大丈夫か」
「この承諾書で問題ないか」
少しでも迷いがある場合は、
事前に確認することで
防げるトラブルがたくさんあります。
当事務所がお手伝いできること
当事務所では、
車庫証明や自動車手続きについて、
- この駐車場の状況で問題がないか
- 承諾書の内容が実態と合っているか
といった
事前確認やご相談を大切にしています。
無理に手続きを進めることや、
グレーな方法をおすすめすることはありません。
「これで大丈夫なのか、一度確認したい」
そんな段階からでも、ご相談いただければと思います。


